成田山青龍寺で節分会が行われました

2022年02月04日お知らせ

2022年2月3日(木)、八頭町下門尾の成田山清龍寺で節分会が行われました。

節分会は立春前日に災厄をはらい、一年の幸福を祈る伝統行事。例年成田山青龍寺では昼と夜の2回豆まきを行っているそうですが、今年は新型コロナウィルス感染症対策のため昼一回のみの開催となりました。

本堂前には雪うさぎがお出迎え

法螺貝の音とともに4名の僧侶が本堂に入場され、迫力のあるお経や太鼓、鐘の音が響く荘厳な雰囲気の中で火を焚き御護摩祈祷が行われました。祈祷の最後には参加者自身が御護摩の炎の中に護摩木という特別な薪を投入し、願い事が成就することを祈願しました。

今年はご住職様がお堂に向かって7回「福は内!」と豆を投げられました

成田山青龍寺の節分会では「鬼は外」とは言わずに「福は内」とのみ唱えるそうです。これはご本尊の不動明王の慈悲が大きいので、邪悪な鬼も屈服し改心してしまうからだとか。

最後はだるまが当たるくじ付きの福豆と三角くじのお楽しみで盛り上がりました

今年初めて成田山青龍寺の節分会にお参りしたのですが、御護摩祈祷の荘厳な雰囲気の中良い年になるよう祈られる皆さん姿に暖かな気持ちになりました。

毎年成田山青龍寺の節分会に参加している方のお話によると、例年夜に開催される暗闇の中の豆まきは特別な楽しさがあるとのことです。今年は新型コロナウィルス感染症対策のため夜の豆まきは開催されませんでしたが、来年に期待したいと思います。