大樹寺の有楽椿

2022年02月21日お知らせ

八頭町福地にある鳥取池田藩ゆかりのお寺、大樹寺には日本最古と呼ばれる大椿があります。境内に掲示されている説明によると、この椿は関西では「有楽椿(うらくつばき)」、関東では「太郎冠者(たろうかじゃ)」と呼ばれ、茶人大名の織田有楽斎(おだうらくさい)が茶花として愛好した銘木で、大樹寺の有楽椿は推定樹齢400年、樹高8.7メートル、幹回り1.85メートル、枝張り10.5メートルという日本一の有楽椿といえる大椿とのこと。八頭町指定文化財に指定されています。

写真は2月中旬、大雪の後に訪れた時のものです。晴れ間から差し込む光に優雅な有楽椿の花と雪がきらきらと輝いていました。花の少ない冬季に咲くピンクの花は心を和ませてくれます。
有楽椿の花の時期は例年11月末頃から4月上旬頃まで。訪れてみてはいかがでしょうか。