素晴らしき鳥取ノスタルジー
鳥取県東部八頭町と若桜町にまたがり走行する全長19.2㎞のローカル線「若桜鉄道」。2008年、若桜鉄道の終着駅に設けられた機関車転向のための転車台、若桜駅他、多くの駅舎やプラットホーム、第一八東川橋梁をはじめとする鉄橋など、関連施設23施設が国の登録有形文化財に指定されました。「鳥鐵駅印 若桜鉄道編」が開始され、八頭町観光協会でも取り扱いを行っています。
八頭町観光協会は、この駅印帳と駅印に描かれた魅力をより多くの皆様にお伝えするため、若桜鉄道車内で撮影を行いました。全4回にわたり紹介していきますので、ぜひご覧ください。
若桜鉄道駅印の旅① 鳥鐵駅印帳とは?
今回の旅のスタートは若桜鉄道「若桜駅」
若桜駅は、昭和5年に木材をはじめとする貨物や旅客輸送を目的として開通した旧鉄道省若桜線の終着駅です。駅舎は国の登録文化財に登録されています。2020年3月観光列車「若桜号」運行開始に合わせ、レトロな良さをいかしつつリニューアルされ、駅にカフェも併設されています。
若桜駅で準備を行っていると若桜鉄道の方が帽子を貸してくれました。
そこでポスターと駅印帳を持ち早速記念撮影!
鳥鐵旅マナーの一部ご紹介!
まずは知っておきたい鳥鉄の基本です。
1.黄色い線の外には、はみ出さないように注意。
撮影に夢中になり、ついついとはいきません。列車に接触したり線路内に落ちたりする恐れがあります。十分に注意しましょう。
2.私有地への立ち入り、違法駐車はやめましょう。
田畑・庭だけでなく、草むらであっても公道以外はすべて私有地です。許可なく立ち入ることは犯罪です。
3.運転士さんへ必要以上に話しかけてはいけません。
ローカル線では、ワンマン運行の列車も多くあります。運転業務の妨げにならないようにしましょう。
鳥鐵旅マナーの紹介はこの辺で終え、早速列車に乗り込みます!
今回は、観光列車「昭和号」に乗車。工業デザイナー水戸岡鋭治氏によって観光列車として生まれ変わった「昭和号」は2018年3月に運行を開始しました。川の水色を表現した青色の外観、木材をふんだんにつかった車内は、温かさと懐かしさを感じることができます。
では、出発前に駅印帳についての説明です!
駅印帳とは??
鳥取県内の駅を巡って、オリジナルの鳥鐵駅印を集めることのできる駅版の御朱印帳です!
今回ご紹介する「若桜鉄道編」は、2021年10月に開始した伯備線編に続き、「鳥取全路線の旅」の第2段目です。駅印には、各駅の沿線にゆかりのある風景や特産品などが描かれ、若桜鉄道オリジナルの駅印を全9駅分集めることが出来ます。
テーマは、「すばらしき鳥取ノスタルジー」
国鉄時代の面影を残した、昔ながらの駅舎が多く残る鳥取県の鉄道。この沿線では、郷愁的な情景が四季折々の変化を見せることも楽しみの一つです。写真は、丹比駅から徳丸駅までまっすぐと続く線路です。
どこで買えるの??
①若桜町観光案内所
鳥取県八頭郡若桜町若桜356-1 営業時間 9:30~17:00
終点若桜駅から駅前の大通りをまっすぐ歩くとすぐ左手に見えてきます。
若桜町観光案内所では、若桜駅の駅印を購入できます!
②八頭町観光協会
鳥取県八頭郡八頭町郡家648-6 営業時間 9:15~18:00
郡家駅構内にある八頭町観光協会です。
八頭町観光協会では、八頭町内にある駅8駅分の駅印が購入可能です!
(丹比駅・徳丸駅・八東駅・安部駅・隼駅・因幡船岡駅・八頭高校前駅・郡家駅)
どうやって買うの??
・若桜鉄道利用区間の当日切符を持参・提示が必要です。
・駅印だけの購入は出来ず、かならず駅印帳の提示または購入が必要となります。
いくらで買えるの??
・駅印帳 1冊 1650円
・駅印 1枚 300円
駅印帳の紹介はここまで。
いよいよ次回から各駅の駅印紹介の旅スタートです!