”もうひとつの白兎伝説”が伝わる鳥取県八頭郡八頭町。その『八頭の白兎伝説』観光の拠点として誕生した、「うさぎテラス」をご紹介します。ぜひお越しいただき古より伝わる伝説を感じながら、自分を振り返る時間をお過ごしください。
コンセプト
鳥取県東部に位置する八頭町には古事記に記載されている『因幡の白兎伝説』とは異なる”もうひとつの白兎伝説”が伝わっています。天照大神を一匹のしろうさぎが道案内したという物語で、この『八頭の白兎伝説』の事を知り、体感できるうさぎスポットとして郡家駅ぷらっとぴあ・やずの2階を『うさぎテラス』としてリニューアルオープンしました。今後『八頭の白兎伝説』観光の拠点として、またくつろぎのスペースとしてぜひご利用ください。
■うさぎの足跡に誘われて
八頭の白兎伝説ミニミュージアム
この地に伝わる白兎伝説について、資料や写真を展示しています。
八頭町の白兎伝説とは?白兎信仰とは?関わりの深い歴史上の人物とともに分かりやすく解説。白兎神社にお参りの前にぜひミュージアムにお立ち寄りいただき、白兎伝説について知識を深めてください。参拝の際は、川の辺の道マップを片手に、周辺の散策もおすすめです。
「兎を崇める豪族の八上郡統治が白兎信仰を生んだ?」「なぜ“うさぎの地”になったのか?」「白兎信仰ゆかりの地」「漫画『ブッタ』に描かれたジャータカ物語」などのパネルを展示しています。今も変わらぬ白兎神社の景色に、はるか1200年前の人々に思いを重ね、古代歴史のロマンを感じていただければと思います。
710年創立の城光寺(現成田山青龍寺)に係る伝承。貞元5年(980)から書き伝えられており、うさぎテラスではレプリカを展示しています。
文中には、「その昔、中山に天照大神が降りてこられ、行宮(仮の宿)を探しておられたとき、うさぎが現れ道しるべをした。尊はそこにお住まいを構えられ、しばらく留まられた後、氷ノ山を通って因幡を去られた。」と記されています。
うさぎ文庫
白兎伝説の主役であるうさぎ。うさぎが主役のお話は他にもたくさんあるようです。
カチカチ山など日本の昔話やジャータカ物語。もちろん八頭町白兎伝説がもとになった「しろうさぎの道しるべ」も。見るだけで癒されるうさぎの写真集やめずらしい外国の絵本も読むことが出来ます。
手軽に読める短いお話の他にも、うさぎが登場する小説や手塚治のブッダ(全巻)もそろえました。赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまでみんなに楽しんでいただけるように様々なジャンルから集めました。静かにくつろげるスペースですので、ボリュームのある本もじっくりよんでいただけます。
うさぎの導きで、あなたのお気に入りの1冊となる素敵な本との出会いがありますように。
福本白兎神社御朱印
郡家駅コミュニティ施設 ぷらっとぴあ・やず内の八頭町観光協会窓口にて、福本白兎神社御朱印が受けられます。福本白兎神社は神代、この地域に天照大神が降臨されその案内役を務めたうさぎを祀った神社です。五ヵ村の氏神として「白兎大明神」を祀っていました。
御朱印は、福本白兎神社の宮司さんがいらっしゃる賀茂神社で祈祷していただきました。ハンコを一つ一つ押し、窓口にて日付を入れお渡しさせていただきます。御朱印の和歌は応神天皇作と伝わる古歌で白兎伝説ゆかりの城光寺縁起に記載されているものです。
「白うさぎの道しるべ」 一言おみくじ
八頭町の白兎伝説に登場する白うさぎは、天照大御神を案内した道しるべの神様です。その白うさぎ(名付けて福白卯ふくしろう君)が、核心を突いた一言であなたを導いてくれます。人生に迷いを感じたときは、その言葉に導かれてはいかがでしょうか?おみくじは、ぷらっとぴあ・やず内の八頭町観光協会窓口(営業時間 9:15~18:00)にあります。
アンテナショップ
うさぎ結び
願いを結ぶといわれる水引きで「コロナ渦から一歩踏み出し飛躍する年にしたい」という願いを込め再生の象徴・うさぎ型に結ばれています。ハート形の大きな耳でうさぎが願いを聞き・道案内。一歩前に踏み出し進みたいというみんなを応援します。
うさぎ関連グッズ
郡家駅コミュニティ施設 ぷらっとぴあ・やずのアンテナショップには、うさぎ関連グッズをたくさん用意しております。八頭町マスコットキャラクター「やずぴょん」の刺しゅう入りハンカチや因久山焼のうさぎの箸置きや絵皿など他にも多数販売しています。八頭町の旅のお土産や普段使いにご購入されるのはいかがでしょうか?