因州和紙✕写真〜文化と産業の発展を考える〜

2022年01月30日お知らせ

1月29日、30日八頭町にある隼Lab.にて陶芸の窯元で行われた火入れ作業を記録した写真を因州和紙に印刷して展示する「R29AIR2021因州和紙✕写真〜文化と産業の発展を考える〜」が行われました。八頭町の特産品である因久山焼きの火入れ作業を密着した記録12作品を展示。和紙に印刷された写真は、独特の質感で炎が飛び出して来るかのような勢いのある作品が印象的でした。

因久山焼き登り窯の火入れは、窯のある八頭町久能寺で年に一回行われます。因久山焼きは、鉄分を多く含む地元の土と藁灰釉(わらばいゆう)や緑釉(りょくゆう)、海鼠釉(なまこゆう)、辰砂(しんしゃ)などさまざまな釉薬を用いた素朴かつ格調高い焼き物で、多くの方にご愛好いただいています。

八頭町の文化と産業について考えるきっかけとなる展示でした。