うさぎの年越し・初詣開催

2023年01月10日お知らせ

12月31日深夜、鳥取県八頭町に伝わるもうひとつの『白兎伝説』ゆかりの福本白兎神社と成田山青龍寺では令和5年うさぎ年への年越し行事が開催されました。

令和5年うさぎ年という特別な年越しを迎えるにあたり、福本白兎神社の福本集落、成田山青龍寺の年越し行事にやずうさぎプロジェクト・八頭町観光協会・八頭町が協力する形で開催され、2つのうさぎゆかりの寺社をめぐる年越しを「うさぎの年越し・初詣」と謳い多くの方にご参拝いただきました。

年越し行事の為福本集落の皆さんとやずうさぎプロジェクトで参道、鳥居をライトアップ、テントを張って参拝者の皆さんをおもてなししました。
通常は真っ暗な参道に手作りの竹灯籠が灯されました。
令和5年うさぎ年を迎えるにあたり新たな奉納旗を用意。“ウサギ”の漢字は福本白兎神社の古い扁額の文字に倣っています。
雪のない年越し。松明の炎が年越しの雰囲気が高まります。
初詣をされる参拝者の列を狛うさぎが見守ります。
おもてなしのテントではこの日の為に甘味屋さん・やすうさぎプロジェクトで考案した紅白栗饅頭「やず卯らら」を先着100名様に配布。約15分程度で配布終了となりました。
福本集落の皆さんによる甘酒・ぜんざいのふるまいが行われました。
ぜんざいには紅白の丸餅
テント内では令和5年うさぎ年に向けやずうさぎプロジェクトが準備したオリジナル一言おみくじ、白兎神社御朱印、水引「うさぎ結び」の授与・販売が行われ多くの方が手に取られていました。
白兎神社御朱印は宮司さんのいらっしゃる賀茂神社でご祈祷していただいています。
午前0時の年越しには一斉参拝が行われ、境内が一体となりおめでたい雰囲気が広がりました。

一方、もうひとつのうさぎゆかりの寺社・成田山青龍寺も除夜の鐘を突きに多くの方で賑わいました。

ライトアップされた青龍寺本堂前
手作りの雪うさぎ灯籠と竹灯籠で幻想的にライトアップされた階段。
雪のない今年は氷ノ山から雪を運び大晦日に雪うさぎ灯籠を作成されたとのことです。
年越しのこの日のみご覧いただける風景です。
除夜の鐘で年越し。鐘を突いた方には青龍寺さんから初湯などの記念品が配布されました。

もうひとつの白兎伝説の地、八頭町のうさぎゆかりの寺社での年越し行事には例年以上の参拝者の方で賑わいました。天候に恵まれ穏やかな年越しとなりました。

令和5年は癸卯(みずのとう)、努力が結実し春を迎え種が芽吹く年と言われています。

コロナ渦から一歩踏み出し、前進できる穏やかな年になればと願っています。