夏休みの自由研究にぴったり!若桜鉄道 車両検査場 見学ツアーを開催しました(7月26日)

2025年07月29日お知らせ

7月26日(土)、夏休みの自由研究にもぴったりな「若桜鉄道車両検査場見学ツアー」が開催されました。参加者は郡家駅から若桜駅まで若桜鉄道を利用して出発です。

車中で参加者は、八頭町観光協会職員から若桜鉄道の各駅の特徴を学びました。因幡船岡駅の文化財であるホーム上の「はかり」が、かつて何に使われていたのか?や、八東川にある自然滝「徳丸どんど」の名称の由来とは?などの説明を子どもも大人も楽しみながら学びます。地域の歴史と鉄道を学べる時間となりました。

若桜駅到着後は、「若桜号」と「昭和号」の連結作業を見学。車掌さんの説明とともに、旗による合図、そして「ガチャ」と響く連結音。チューブを繋ぐと連結が完了! 迫力ある体験に参加者の目もキラキラしていました。

いよいよ場所を車両点検場へ移し、運輸課長による丁寧な説明と貴重な体験の時間が始まりました。 参加者の皆さんは、実際にブレーキ部品を手に取ってみたり、車内アナウンスに挑戦するなど、興味深い活動に積極的に取り組みました。アナウンス体験では、それぞれが堂々とした声で自信を持って発表すると拍手が沸き起こりました。 また、エンジンの始動体験では、大きな音とともに勢いよく動き出す様子に驚かれ、エンジンの迫力を間近で感じられる貴重な機会となりました。

場所を移して駅構内へ。文化財として指定されている「流雪溝」についての説明を受けました。川の流れを活用し、雪を除去する仕組みは、自然の力を活かした見事な技術です。続いては転車台。重たいハンドルを使って手動で台を回しました。若桜駅ならではの設備を体感する機会となりました。

最後はSL(蒸気機関車)に関する学びの時間。滑り止めの砂の存在や油をさす箇所の多さなどの説明がありました。そして、順番に汽笛を鳴らす体験もあり、力強い音に皆さんびっくりされていました。

次回予告:「やずバスってどんなバス?」 参加募集中!

8月2日(土)には、「やずバスってどんなバス?」という見学プログラムを開催予定です。
バスの車内アナウンス体験や機能紹介、乗務員のお仕事について学べる内容で、公共交通に興味がある方や自由研究のテーマに悩んでいる方にぴったりです。申込締切は7月31日(木)までです。ぜひご参加ください!

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