商品の作り手が分かるのが八頭町民の利点
「女性にとってホワイトデーとは何なのか？」八頭町民の皆さんとホワイトデーについて座談会を行いました。本当にそれぞれ違う女性の価値観。だからこそ、プレゼントを渡すことも受け取ることも楽しいのではないでしょうか？喜んでくれたあの人やプレゼントを選んでくれた大事な方を思い浮かべながら、笑いの絶えない座談会となりました。
〇ご協力いただいたお二人
Aさん：八頭町在住女性
Bさん：八頭町在住女性 隼地区勤務
ちょっと気にした商品のある八頭町
――今回紹介させていただいたもので、八頭町のお返しならどんなものがうれしいですか？
Aさん：大江ノ郷やデトゥール、甘味屋のものは、間違いないですね。『おしゃれで清潔感がある』これが女性にとっては一番重要です！あと私はお酒好きなので、お酒をいただけるとうれしいですね。そして個人的にお酒は、リキュールより日本酒や焼酎をいただきたいです。甘いリキュールよりも、しっかりお酒って感じのものが好きです。田中ぶどう園のワインもうれしいです。
だから、八頭町で日本酒やビールを作って欲しいです♪今はないですけど、八頭町のビールをお返しでもらえたら嬉しいですね！
あと道の駅はっとうにいろいろなお茶があるから、それをもらったらうれしいです。お茶が好きなので。
Bさん：私も大江ノ郷のスイーツはうれしいです。
Aさん：ちなみに私はバレンタインデーに手作りチョコを作ったこともあります。
――バレンタインデーに手作りのものを渡して、ホワイトデーにお返しとして手作りのプレゼントをもらうのはうれしいですか？
Aさん：私はありだと思います。でも、本命チョコのお返しならですね(笑)。
――エリンギィやドレッシング、調味料をホワイトデーのプレゼントとしてもらうのはいかがでしょうか？
Aさん：私はエリンギィをもらってうれしいけど、やっぱり人によると思います。きのこ好きな女性なのか、主婦なのかその人によって違いが様々です。特にドレッシングや調味料は知らないものだと、何に合わせていいか、どう使っていいかがちょっと難しいです。八頭町観光協会で料理教室など開いてみるのは、どうでしょう？動画にして、インターネットにアップするのも面白いかもしれません。
Bさん：私もエリンギィうれしいです。でも、女性はプレゼントのパッケージが重要だと思います。
知り合いが作ってるから安心
――手紙や寄せ植えがうれしいという声もありました。
Aさん：ホワイトデーにたくさんの文字の書いた何枚にも渡る手紙は、ちょっと気持ち悪いです（笑）。私個人は。例えば八頭町観光協会で販売する際は、一筆箋を付けて販売するっていうのはどうでしょう？シャイな男性でも、セットになっていたら普段思っている想いを伝えやすくなるのではないでしょうか？寄せ植えもすごくうれしいけど花束の方がうれしいです。育てないといけないプレッシャーがなくて。
Bさん：ホワイトデーやバレンタインデーのセットを八頭町観光協会で、販売しても面白いかもしれません。八頭町のいろんな場所にいいものが点在しています。それをつなぎ合わせることができるのが、八頭町観光協会ではないでしょうか？例えば、物産観光やずの炊き込みご飯の素と田中農場のドレッシング、北村きのこ園の佃煮など組み合わせてギフトにする。大江ノ郷や甘味屋のスイーツに道の駅はっとうの珍しいお茶をセットにするなどとても広がりが出ると思います。いろいろな場所に行く手間も省けます。
――確かに受注販売にすれば、ロスもなくできるかもしれません。
Aさん：話は逸れますが、若桜鉄道を使って八頭町のおいしいものを味見できる『試食列車』のイベントをしてみてはどうですか？今回のホワイトデーの企画を見ても、意外と町民が食べたことのないものもいっぱいあるように思います。調味料の使い方も美味しい料理に使ってもらい、列車の中で味見がしたいです。もちろん、町内だけでなく町外の人にも、参加してもらえたらうれしいです。
――貴重なご意見、お二人ともありがとうございます。最後に八頭町でプレゼントを購入しようと思っている方に一言いただけますか？
Aさん：八頭町で八頭町の人がプレゼントを購入する際、どんな人が作っているか、どんな場所で作っているかがわかるという点がうれしいです。知り合いが作ってくれてるから、安心して購入できます。それが八頭町民の利点です。
Bさん：八頭町には、体のことや健康のこと、環境のことを『ちょっと気にしたもの』が沢山あります。そんな気持ちが伝われば、『気を遣ってくれたのだな』、と女性によろこばれるのではないでしょうか？
（おわりに）
お二人の話を聞いて、地元の人が胸を張ってプレゼントできるものが沢山あるということを再認識することができ、うれしくなりました。今回ホワイトデーのアンケートにお答えいただいた皆様、協力していただいた八頭町観光協会員の皆様、インタビューさせていただいたお二人方、ありがとうございました。